ストレスと動脈硬化

ストレスによって精神的に緊張すると、交感神経が刺激されて血圧や血糖値が上昇し、血管に負担をかけます。
また各種のホルモン分泌が促進されたり抑制されたりします。
その結果、血液中に遊離脂肪酸がたくさん放出され、この脂肪酸は肝臓でコレステロールや中性脂肪に合成されて、最終的に脂質値を上げます。
こららのことが、動脈硬化を促進します。

性格によるストレスの影響

ただ、同じストレスを受けても、人によってそれに対する反応はさまざまです。
人それぞれの性格がかかわっているためです。
ストレスを受けやすい性格の人は、動脈硬化になりやすいことが、いくつかの調査で確認されています。
中でもよく知られているのが、性格のタイプをA型とB型に分けたアメリカ精神科の医師のよる研究です。
この研究によるとA型性格とは、時間には几帳面で競争心や向上心、責任感が強く、活動的で努力家、攻撃的で怒りっぽいというものです。
何事もとことんやりとげなければ気がすまない、いわゆる猪突猛進型を指しています。
一方で、B型性格というのはA型性格のちょうど反対で、時間にはずぼら、リラックスして協調的、目的達成のための努力はあまりしない、すべてにほどほど悪くいえば、いいかげんという性格です。

ストレスの影響を受けやすいのはA型性格です。
のんびり、おっとりしているB型性格に比べると2倍以上も動脈硬化になりやすいようです。
A型性格の人は、常に休みなく活発に行動し、野心的で仕事などに集中するため、本人は気が付かなくてもストレスがたまりがちです。
そのことが動脈硬化を起こしやすい一つの要因ではないかと考えられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です