高脂血症のタイプによる食事療法

コレステロール値だけが高い人と、中性脂肪値だけが高い人、それに両方ともが高い人とでは、実際の食事療法の内容と進め方は多少違います。
それぞれの患者さんごとに医師がエネルギーと栄養素のとり方を指示し、栄養士が指導してくれます。
なお、善玉のHDLコレステロール値が低い場合の基本方針もあります。

コレステロール値だけが高い場合
①食事でとるエネルギーを適正にする
②脂肪をとりすぎない
③食事でとる油脂の種類に気を付ける
④食事でとる1日のコレステロール量を制限する
⑤食物繊維を十分にとる
⑥緑黄色野菜をたくさん食べる
⑦大豆や大豆製品を十分にとる
⑧塩分を控える

中性脂肪値だけが高い場合
①食事でとるエネルギーを適正にする
②糖質、特に砂糖などをとりすぎない
③アルコールは控え目にして飲み過ぎない
④食事でとる油脂の種類に気を付ける
⑤食物繊維を十分にとる
⑥緑黄色野菜をたくさん食べる
⑦大豆や大豆製品を十分にとる
⑧塩分を控える

食事療法では、まず毎日の食事でとるエネルギーを適切な量に抑え、肥満を解消します。
食べ過ぎは、総エネルギーの摂り過ぎということだけでなく、栄養素の摂り過ぎも意味します。
食物に含まれるコレステロールや中性脂肪、飽和脂肪酸にどんなに注意を払っても、食事全体の量が多ければ、結局これらの摂取量は多くなってしまいます。
このため、食事量を適正にする必要があるのです。

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